★★☆☆☆

【無料あり】「それいけ!アンパンマン てのひらを太陽に」のあらすじ・感想。色が少なく退屈な作品【ネタバレ】

今回取り上げる映画は
「それいけ!アンパンマン てのひらを太陽に」
劇場版アンパンマンの10作品目は、世界を暗闇に包もうとするブラック大魔王との対決です。

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「てのひらを太陽に」のあらすじ・キャスト

オカリナの得意なリナちゃんは、大根役者ひきいる劇団の看板娘。
彼女の十八番「てのひらを太陽に」は、いつもお客さんたちを楽しませている。

次の巡業へ向かう途中、リナちゃんは突然「くらやみ谷へ行きたい」と言い出す。
くらやみ谷は、一度入ると出てこれないと言われている恐ろしい場所。
どうやらリナちゃんは、行方不明になってしまった誰かを探しに行きたいらしい。

しかし、あとをつけてきたばいきんまんたちが、世界を闇の世界に変えることのできるブラック大魔王を復活させてしまう……!

【キャスト・基本情報】
声の出演: 戸田恵子、中尾隆聖、菊池桃子、福澤朗
監督: 永丘昭典
上映時間: 55分

ネタバレあり感想。画面に色味がなくかなり退屈

「てのひらを太陽に」は、そのタイトルとは裏腹に、お話のほとんどが暗い谷の底で進行します。
だから背景は基本的にゴツゴツした岩山で、とにかく画面に色がないんですよ。

これまでの劇場版アンパンマンは、山や水中、お城など、場面がテンポよく切り替わっていたので映像的に飽きませんでした。
それに比べると、「てのひらを太陽に」は場面がくらやみ谷から動かないため、どうしても退屈になってしまいます。

おまけにメインの敵になるブラック大魔王も、全身灰色の石像のようなビジュアルで、ぜんぜん派手さがありません。
攻撃手段は相手を石にしちゃう黒い息……って、どこまで色を削ぎ落とすんだこの映画。

太陽の光との対比を表したいんだとは思いますが、映像のおもしろさを犠牲にしすぎな感じはしちゃいますね〜。

……ちなみに、ブラック大魔王が大暴れするおかげで、ばいきんまんの出番はほぼありません。
ばいきんまんファンの方は別の映画を観たほうがいいですよ。

ゲスト声優の出番が少ない! 特に語る部分もなし

毎回恒例のゲスト声優は、リナちゃん(オカリナ姫)役に菊池桃子さん、シャイン王子役に福澤朗さんが起用されています。

菊池桃子さんの演技はとても自然で、アニメにもばっちりハマってました!
前作「虹のピラミッド」の松本伊代さんのように、高めのトーンで甘えた感じの声を出す女優さんはアンパンマンの世界に違和感なく溶け込めますね。

関連▶「それいけ!アンパンマン 虹のピラミッド」のあらすじ・感想。予想外にスリラー展開な快作!

当時日本テレビの人気アナウンサーだった福澤朗さんのシャイン王子も、キャラと声質がちゃんと合ってて良かったです。
「虹のピラミッド」のレインボー王子は、声に対して見た目が若すぎて違和感あったんですが、改善されてて安心しました笑

しかし、ゲスト声優の出番がほとんどないのであまり印象に残らなかったですね。
リナちゃんの見せ場はオカリナ演奏なので、必然的にしゃべる量が少なくなってしまうし……
シャイン王子にいたっては、最後の最後に1分くらい出てくるだけ。

大人の観客にとってはゲスト声優の活躍も見どころのひとつなんですが、その意味ではちょっと物足りませんでした。

ということで、「てのひらを太陽に」のポイントをまとめます!

  • 色が少なくて見た目が退屈
  • 悪役「ブラック大魔王」のビジュアルが地味
  • ゲスト声優の出番が少ない

絵的に地味なシーンが続きすぎで、あまり印象に残らない作品でした……

アンパンマン映画には「いのちの星のドーリィ」という名作もあるので、そちらをお口直しにぜひどうぞ。
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