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【無料あり】「それいけ!アンパンマン 空とぶ絵本とガラスの靴」のあらすじ・感想。声もストーリーも違和感だらけ【ネタバレ】

今回取り上げる映画は
「それいけ!アンパンマン 空とぶ絵本とガラスの靴」
おとぎの国をテーマにした、劇場版アンパンマンの第8作です。

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「空とぶ絵本とガラスの靴」のあらすじ・キャスト

図書館で「シンデレラ」の続編となるお話の本を見つけたメロンパンナ。
しかしそれは、ガラスの靴が行方不明になったせいで王子とシンデレラが別れ、おとぎの国も不幸になってしまうお話だった。

その夜、メロンパンナの前に絵本から飛び出してきたフクロウ、ホッピーが現れる。
ガラゴンという魔人のせいで、おとぎの国が荒れ果ててしまったというのだ。

アンパンマンたちはホッピーに導かれ、絵本の中に向かう。
それを見ていたばいきんまんとドキンちゃんも、騒ぎに乗じてアンパンマンをやっつけようと絵本の世界へ。

果たしてアンパンマンたちはガラスの靴を見つけ出し、おとぎの国を救えるのか!?

【基本情報】
声の出演: 戸田恵子、中尾隆聖、吉野公佳
監督: 永丘昭典
上映時間: 60分

ネタバレあり感想。声もストーリーも違和感だらけの作品

「空とぶ絵本とガラスの靴」は、劇場版アンパンマンの中で初めてゲスト声優が起用された作品です。
これ以降、アンパンマンの映画では準主役級のキャラクターを芸能人が演じるのが恒例となっていきます。

記念すべき最初のゲスト声優は、女優の吉野公佳さん。
当時は映画「エコエコアザラク」で主演を務めるなど、アイドル女優として人気絶頂でした。

ですが……
吉野公佳さんの声が、どうしてもキャラクターに合っておらず違和感ありまくりなんです。

独特のキンキンした声質が、おとぎの国のお姫様のイメージとかけ離れすぎ。
声の演技にしても、長年アンパンマンを演じているベテラン声優の中であまりに浮いてしまっていて、ちょっとかわいそうなくらい。

さらに、肝心のストーリーに関してもあちらこちらに粗が目立ちます。
このあと詳しく説明していきますね。

そもそもなぜおとぎの国は壊れたの? お話に突っ込みどころが多すぎ!

まず、おとぎの国が崩壊してしまった理由がよくわかりません。

ガラスの靴が離れ離れになったから国全体に呪いがかかってしまった……
それはいいにしても、じゃあなぜガラスの靴が行方不明になっちゃったの?
おとぎの国におけるガラスの靴の扱いが、どうもハッキリしないんですよねぇ。

それから、ガラゴンの話す意味深なセリフの伏線がまったく回収されてません。

ドキンちゃんから「あなた……まさか王子様……なの!?」と尋ねられたガラゴンは、

違う……!
王子は、もういないんだ……!!

と答えるんですよ。

映画を観てるほとんどの人が「ガラゴンが王子なんでしょ」と思っているところに、なんとも衝撃的なセリフ!

じゃあ王子はどこにいるんだ?
ガラゴンの正体はなんなの?

さんざん観客の興味をあおっておいて、結局ガラゴンの正体は王子様だったんですよ。
なんじゃそりゃ……。
それならなんでガラゴンが王子じゃないみたいなセリフを言わせたんだ……。

そもそもタイトルの「空とぶ絵本」ってのも謎。
絵本が空とぶ場面なんてなかったでしょ。

ということで「空とぶ絵本とガラスの靴」のポイントをまとめます。

  • 吉野公佳さんの声の演技が不自然
  • ストーリーにおかしなところが多すぎ
  • 絵本が空飛ばない

あまりにも粗が多く、個人的には残念な作品でした。
シンデレラがモチーフになっているだけあって、小さな女の子には喜ばれるかもしれません。
……でもガラゴンが怖すぎて泣いちゃうかもね。

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