今回取り上げる映画は
「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」!
「自信」と「個性」の大切さを
テーマにした作品です。
「シャボン玉のプルン」のあらすじ・キャスト
シャボン玉ガールズのプルンは、
どれだけ練習してもみんなのように
大きなシャボン玉が吹けないことに悩んでいる。
悔しさのあまり、シャボン玉の練習を
サボるようになってしまうプルン。
ある日、森でクリームパンダちゃんと出会ったプルンは、
どれだけ失敗しても諦めない彼の姿から、
自信を持つことの大切さを学んでいく。
しかしその頃、ばいきんまんによって
シャボン玉城が乗っ取られていた……
【キャスト・基本情報】
声の出演: 戸田恵子、中尾隆聖、水野真紀
上映時間: 50分
監督: 矢野博之
ネタバレあり感想。クリームパンダちゃんの頑張りが胸を打つ!
(出典:©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2007)
「シャボン玉のプルン」の大きなテーマになっているのが、
自分を信じることの大切さです。
メインキャラのプルンは、
自分にまったく自信のない女の子。
ほかのシャボン玉ガールズと違い、
小さなシャボン玉しか吹けないことを
コンプレックスに感じています。
「自分は何をやってもうまくいかない……」
そんな悔しさから、周りにも当たり散らしてしまう始末。
プルンと対象的に描かれているのが、
クリームパンダちゃんの頑張りです。
アンパンマンのように強くはないけれど、
必死になってプルンを守ろうとする
クリームパンダちゃん。
どれだけ失敗しても、
どれだけなじられても、
「次は成功するかもしれないじゃないか!」
と挑戦を続ける彼の姿には胸を打たれます!
他人と違っていてもいい!プルンの個性がばいきんまんを倒す
(出典:©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2007)
「自信」とともに、
もうひとつ大きなテーマになっているのが
「個性の大切さ」です。
プルンのシャボン玉はとても小さく、
ほかの人に比べて大きさや派手さはありません。
でも、プルンの小さくきめ細かいシャボン玉を見て
クリームパンダちゃんは心から
「きれ〜い!」と感動します。
それだけじゃないんですね。
ばいきんまんとのラストバトルでは、
プルンの小さなシャボン玉でしかできない活躍で
シャボン玉城が危機から救われるのです!!
今までずっとオドオドしていたプルンが、
ついに才能を開花させ、自信を取り戻す展開には、
胸が熱くなる人が多いでしょう。
「ほかの子供と違ってもいい」
「得意なことを活かせばいい」
「シャボン玉のプルン」が伝えてくれるそんなメッセージは、
映画を観ている子どもたちだけでなく、
子育てに悩んでいる親たちの救いにもなりそうですね。
学生時代にバンドをやっていた管理人としては、
プルンの才能が本番でいきなり開花する展開には
「練習でできないことは本番でもできないだろ」
と思わざるを得ませんが、笑
2000年台のアンパンマン映画ならではの
完成度の高さを誇る良作だと思いますよ。
では、「シャボン玉のプルン」のおすすめポイントをまとめます!
- 「自信」と「個性」の大切さを教えてくれる作品
- クリームパンダちゃんの頑張りが胸を打つ!
- 最後にプルンが自信を取り戻す展開に注目
観終わったあとには思わず
「アンパンマンたいそう」を
口ずさみたくなってしまう、
そんな映画です!
(※U-NEXTの情報は2019年4月現在のものです。最新の配信状況は公式サイトでご確認ください。)